ゴールデン・レトリバーの目を仕上げています。
御影石だからといって、ピカピカに磨いたのでは駄目なんです。
少し曇っていて・・・というより自然な感じです。
ところが、『自然な感じ』と口でいうには簡単ですが、
『どんな感じなん?』ってね?
実際どうすればいいかが難しいんです・・・。
と言うのが、北川さんの声です(長い前置きです)
石彫家・北川雅佳/http://choukoku.sakura.ne.jp/
この人の凄いところは、そういう小さな小さな事への拘り。
その自信の裏付けとなる経験。
実現できる技術力。
日本が欧州のように芸術に対する感心や価値観が高い国に
生まれていれば、凄いことになったと思うのですが、
本人曰く
『お爺さんや、親父のお陰やから、そりゃ無理やの』と
素っ気に返事(^-^;)
まあ北川さんらしいと言えばらしいです。