タナカ石材株式会社

タナカ石材株式会社
住所:静岡市駿河区石田3-18-11
電話:054-282-0044

今回の代理店特集も前回に引き続き静岡県の石材店さんです。
静岡市内の町中で、ひときわ目立つタナカ石材さんのショールーム【菩提樹】。洗練された展示ブースは町中の石屋さんらしく、とても綺麗なブースです。以前は建物のなかに川が流れていたそうである(笑)
タナカ石材株式会社さんは、創業明治39年というから、既に 100年を越える老舗中の老舗で、お付合いのあるお寺も多い。実際、タナカ石材さんを ワンハート・ストーンの代理店にと紹介して頂いたのも、親愛なる宗徳院・松永寛道師である。先月の宗徳院の動物供養祭には。担当の作原さんもお手伝いに見えていた。

お寺離れ、お墓離れが進む今の社会について作原さんは『以前、とある宴会中に突然あるお寺の若い副住職さんに“お寺離れ”はどうしたものかと尋ねられた事がありました。私は酒パワーで偉そうに「教育が悪い」と話し始めた覚えがあります。それは教育といっても教科のお勉強のことではなく、親から子供への「教え」とか「伝えること」 みたいなことを言いたかったのですが・・・。
現代は、本来両親や祖父母から受継がれる家系や家族の歴史を知る機会がめっきり減っていると思うのです。核家族化も原因の一つですが、そういう認識も持たない親が増えたことはお寺にも原因はあるのではと思ったからです。
家族で仏壇に手を合わせ、祖父母と色々なご先祖様の話を聞きながらお墓参りへ。そこには先祖代々の名前も刻まれており、いつかは自分の名前も刻まれていきます。納骨蓋を簡単に外すことが可能な最近の墓石ならばお骨だって見ることができます。かなりリアルにご先祖様を感じられることでしょう。今日も勝手に命を終らせる人が後を絶たない昨今、お墓参りで家族や自分の存在を実感する事はとても大事なことだと思うのです。 また、動物(特にペット)供養についても宗教上の解釈は色々あると思いますが、現代の家族を想定すれば、もっと多くのお寺で柔軟に取り組めないものかと思うのです。
私は石材店の一社員。墓地の使用者が無ければ建墓も無くなります。だから、お寺さんには今一度、必ず建墓すること(これ大事!)、そして何よりも墓参することの意味を教え説いて頂き、時勢に合った展開を見出してほしいと切に思うのです。』

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