私が毎日の日課としていた御大師さんへのお参り。その時、いつも一緒に霊場までの階段を登ってくれた二匹の犬がいました。そのうちのシロが亡くなりました。出逢って10年目のことです。「何か御礼をしたい」そう思い、あちらこちらの石材店さんに出かけては犬の置物を見て回ったのですが、中々気に入ったものに出逢えずにいました。そんな時、新聞に記事が載り、早速尋ねてみると可愛いワンちゃんや猫ちゃんが沢山置いてありました。その場で亡くなったシロと、まだ元気なワン太郎の制作をお願いしました。小高い丘の上で、いつまでも二匹一緒です。